ウクライナカラー

つい先日、ウクライナから送られてきたドレスがあります。
それは上がターコイズブルーで下が目の覚めるような黄色。

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実はこのドレス、ある女の子のオーダードレス。
クリミアに住む女の子が、ウクライナの国旗の色、ブルーと黄色のバイカラーのドレスが着たい、とオーダーされたそうです。

同じ色のラテンドレスを着ている写真がこれ。
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この時はまだクリミアは平和でした。

ですが今クリミアにはロシア系のプロ市民が居て、政治的に危険分子とみなされると通報されてしまうそうです。
そのため彼女はこのドレスをコンペで着ることができず、売りに出すことにしたそうです。

ウクライナという国は、東欧という地理的な遠さと馴染みのなさから、どのようなつながりがあるのかピンとこないかもしれません。ロシア連邦に組込まれた時期もありましたが、肥沃な大地を持っていて、中世時代は公国がありました。国土は日本の約1.6倍の広さです。
 ウクライナの国旗を見れば肥沃な大地というイメージだと思います。諸説はありますが、青色は青空、そして黄色は実りの時期の小麦畑とも言われています。

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※左:ウクライナ国旗、右:ウクライナの穀倉地域
 
まさにその通りだと思いました。
肥沃な大地だけでありません。天然資源にも恵まれており、重工業も発達しています。
ウクライナという国は、それほど高い山がないことから、ポーランドのように東西の地域からの侵略等で統治が変化してきました。戦国時代でも、そうですが豊かな土地は常に外部から魅力的に映ります。そういった歴史的な背景で、またそれらの他の東欧諸国同様にさまざまな民族が入り混じっているのが現状です。
方言とは違って言葉の違いもありますし、生活の習慣も違ってきますと、すれ違いも起こります。まぁ、ここからがユーロ発足のユーロ圏とは違うのですが、東西間(この表現も死語かと思いましたが)の考えの温度差が対立を深めてしまったとも言えます。東西間の架け橋の地域が、対立の地域に。
なんとも悲しいことです。

一昨年クリミアの空港を旅立つ前に、イミグレの前の売店でチェブラーシカのぬいぐるみを買ってもらったのですが、、、あの抗争のあと、イミグレが閉鎖され、売店も無くなっていたのをNHKのニュースで見ました。
日本にいると平和な毎日が当たり前ですが、世界って平和なところのほうが少ない。
自分が関わっているということもあり、複雑な気持ちでいっぱいです。

どうかウクライナに、世界に平和が訪れますように。

こちらのドレスは近々アニエルにアップいたします!
お楽しみに!
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